店員に偉そうな態度や横柄な言葉遣いをする人っているよね。
あれ僕からすると本当に信じられないんだけど、友人にもいるんだな、これが。
その友人について本人が語る理由を含め、なぜそのような態度になるのか考察してみる。
お店の店員にだけきつい友人。
その店員に強い友人のことをもう少し説明すると、僕の友人の奥さんのことである。
家族ぐるみの付き合いなので、僕も僕の妻もその友人の奥さんと仲が良い。というわけで、友人の奥さんも友人と呼べる関係性なわけだ。
そんな友人の奥さんは僕たち夫婦より10歳以上年下なので、僕たちに対してはとても丁寧な対応で、話し方も至って普通だ。敬語が使えない若者なんて部類じゃなく、むしろ気遣いが上手で、色んな情報を提供してくれる素敵な女性だ。
そんな友人の奥さんはなぜだか店員には強い。ともすれば偉そうとか横柄と捉えられてもおかしくない態度のときもある。店員に対する態度が強い場面を見る機会というのが、一緒に食事に行ったときである。
友人の奥さん「そうなんですよ~。それでこの前ビックリしちゃって~。」
などと他愛もない会話をしていたときに、店員がオーダーを取りに来たとする。
店員さん「ご注文はお決まりでしょうか?」
友人の奥さん「そうしたら日替わりランチを2つ。1つはうちのこどもが卵アレルギーなんで卵抜きで。」
友人の奥さん「あっ、それとこどもが食べるんで野菜は小さく切ってください。」
まあ、内容はね、とんでもないことは言ってないよね。
でも、とにかく言い方がキツイのよ。
なぜそんなに上から目線で言えるの?という言い方なんだよね。
僕が店員なら「お子様の卵アレルギーがそんなに心配なら外食されない方がよろしいんじゃないですか?」
と、くい気味で答えてやりたい。
店員さんへの注文が終わると、
友人の奥さん「それでですね~。この前の旅行の話なんですけど~。」
と、トーンも口調も嘘のようにやさしくなって話しかけてくる。
二重人格なのか?と疑いたくなるレベルなんだよね。
なぜ店員に対する口調がキツイのか?
友人同士で話すときはもちろんのこと、それ以外の色んな場面でも、友人の奥さんの話し方には問題と感じるものはない。
なぜ店員に対する口調だけがキツイのだろうか?
友人の奥さんに直接聞いてみたところ、
友人の奥さん「私は結婚する前、ずっと飲食店で接客業をやってきたんですけど、お客さんが何を求めているかを常に考えて動いていたんです。私が接客をするときにしていたサービスやお客さんに要望されたことをお願いしてるんです。」
僕「なるほどね。だから店員さんに色んな要望を言うわけね。」
友人の奥さん「はい!」
僕「でも、言い方がキツイよね?」
友人の奥さん「それは地です。」
僕「あ~、地が出てるだけなんだね。」
一番ダメな答えじゃん!!
店員に偉そうなのはもともとの性格らしい。親もそんな感じだったらしいから、それが当たり前に育ったとの分析を聞かされた。
それに自分が飲食店の接客をしていたときにも偉そうなお客さんはすごく多かったらしく、お店でお客さんが偉そうなのは気にならないらしい。
成長の過程にはもはや口出しできないけど、自分がやられたことをやってもいいという負の連鎖は止めたいところだな。
いや、そもそもの友人である旦那さんよ、あなたが止めなさい。
そんなわけで、友人夫妻に店員さんにもやさしく対応してあげてと話をした。それからは少し改善された気がする。
やはり大事なことは身近な人が指摘して理解させることだと思う。自分の子どもが接客のアルバイトで横柄に注文されてたら嫌じゃない?と話したら「それはイヤですね。」と言ってたから。指摘するこっちもエネルギーを使うけど、食事に行くたびに横柄な態度を見る方が嫌だったんだよね。
僕なんかは間違った注文がきてもそのまま食べちゃうぐらい店員さんに遠慮しすぎと言われるから、友人の奥さんと足して2で割るとバッチリなのかもしれない。
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